~if …のものがたり。第1回「黒死病、ペスト」~

2021.02.09
ペスト_R2

もし、14世紀のヨーロッパで大流行し一億人にも及ぶ死者を出した黒死病「ペスト」の時代にキノシールドがあったとしたらどうだろうというもしもの話を考えてみました。
あくまでもフィクションなので、暇つぶしにでもご覧下さい。

ペストとは?人類史上、もっとも人の命を奪った感染症。感染すると皮膚が黒く変色することから「黒死病(Black Death)」と呼ばれ、世界を恐怖に包みました。

歴史上、黒死病の大きなパンデミックは3度あり、1665年の英国ロンドン、 1347年から1351年にかけてヨーロッパを襲った黒死病だ。なんと当時の欧州の人口の3分の1が命を落としたとされる恐ろしい感染症です。

1) ペストの感染経路はネズミなどの野生動物や家畜に寄生するノミが体内にペスト菌を持っています。このノミに刺されたり、ノミによってペスト菌に感染した動物の体液、血液に触れることによってヒトに感染するため、ノミそのものをを防ぐことは無理ですが、ペスト患者の体液や血液に触れたり、後述の肺ペスト患者の近くにいるだけでもペストに感染するという、まるで現代の新型コロナウイルス感染に似ているため、キノシールドを噴霧すれば【接触感染・飛沫感染】は少しは防げるような気がします。

キノシールドは、3ミクロンという髪の毛よりも細い金属粒子(酸化チタン(光触媒 TiO2)、銀イオン(Ag+)、可視光ゾル(Pt))を噴霧して表面をコーティングしその時に付いたウイルスを、今度は光触媒によって不活性化します。そのためもし14世紀にキノシールドが噴霧出来ていたら、まず病院や教会など人々が集まりやすい場所での接触感染をひょっとしたら防げるかもしれません。

2) ペスト菌は、日光や熱に弱く、体外では長期間にわたっては生存できません。ペスト菌が空中に噴霧された場合には、1時間は感染性がありえるとされていますとのことなので、キノシールドの持つ特性、光触媒が有効との想定ができますね。光触媒は、太陽の光はもちろん、電気が貴重だったランプやガス灯などの光でも触媒になり得ますので、14世紀でも、その建物や物体の表面はコーティングされるでしょう。

3) 新型コロナウイルスという未知の感染症によって、人類の生活が180度変わってしまった現代。一年中外に出るときはマスクが必須になり、接触感染を防ぐためレストランでは手袋を着用、フロントでは飛沫感染を防止するシートも、もはや当たり前の光景になってきました。また飛沫感染をできるだけ防けるように2メートルのソーシャルディスタンスがスーパーやコンビニ、もちろんホテルでも設置されました。接触感染を防ぐため、手すりやドアノブ、電子機器や駅のつり革など世の中のありとあらゆるところをアルコール消毒が行われ、ウイルスが付かないように処理をしております。

4) キノシールドの役割は、そういった日常の作業を軽減出来るだけではなく、今やルーティンで行われている消毒作業等を減らせる役割と、なによりも一番大きいことは、2018年時には当たり前だった、「気軽にモノに触れる」という行為をできるだけ安心して出来る環境作りができることに我々の仕事の意義があるのかなと思います。辿ってきた歴史は決して巻き戻しできませんが、人類が少しでも感染症の脅威から逃れられるように、われわれがお手伝い出来ればと思っております。

※この話はあくまでもフィクションです。実際の取材や文献にもどづいたものではありません。

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